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社会の社会〈1〉 (叢書・ウニベルシタス)価格: 9,450円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 まずは1回目読了です。
訳者グループの苦労が忍ばれます。心から待っていましたよ。
今後、テーマ毎に、また原文(Die Gesellschaft der Gesellschaft)と照合しながら2回目に突入
の予定。棺桶に収まるまでに100回再読をめざしたいところ。
本来であれば、出版されて間もない時期にレビュー出せるようなレベルの書物ではありませんが、
次のことをお知らせしたくて、時期尚早な早まったレビューをアップ中。
(内容については、最初から800字のレビューでは踏み込めないし)
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技術と時間〈1〉エピメテウスの過失価格: 4,410円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 資本主義や文化産業、メディアをめぐる哲学的議論では、引用・参照の元となるスティグレールの名前を幾度も目にしてきた。しかし、主著の邦訳がなかったため、この国ではその深い哲学的射程と主題について広く知られているとは言い難い状況であった。この邦訳書の出版によって、スティグレールの技術をめぐる思考の出発点、問題圏の地平が日本語で読めるようになった。その刺激的な思索は、今後さまざまな議論を導いていくことになりそうだ。
その博士論文としての学術的な難しさは残っているものの、原文と忠実に対峙することで、監修者と訳者は丁寧にスティグレールの思考のプロセスを翻訳することに成功してい |
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危険社会―新しい近代への道 (叢書・ウニベルシタス)価格: 5,250円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 本書において意味される「危険」とは、「歴史の産物であり、人間の行動や不作為を
反映したものであり、高度に発達した生産力の表れである」。
例えば、チェルノブイリが告げた原子力の「危険」、光化学スモッグや酸性雨の「危険」。
今日ならばさながら温暖化の「危険」といったところだろうか(とりあえず、エコエコ詐欺には
気づかないふりを決め込もう)。
高度に成熟した産業社会、消費社会の果て、ポストモダンとして、著者ベックが
指摘するのは、技術と自然のしっぺ返しとでも呼ぶべき「危険社会」の到来であった。
もっとも、本 |
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シネマ 1*運動イメージ(叢書・ウニベルシタス 855)価格: 4,725円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 123ページ12行目に脱落あり。
「このショットは、実在的<時間>へのパースペクティヴ、すなわちショットあるいは運動とない実在的<時間>へのパースペクティヴである。」
これでは何のことかわからない。ちなみに、グーグルブック検索で英訳にあたってみたら
「it is a perspective on real Time which is not at all the same as the plane [plan] or the movement」
となっていた。
追記
その後、原書を手に入れてみたところ、問題 |