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特効薬 疑惑の抗癌剤 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション キ 6-1 )価格: 940円 レビュー評価:3.5 レビュー数:5 医薬品開発を取り巻く環境描写が時代遅れ。4,50年前のよう。
いまどき、コンパニオン呼ぶ製薬会社なんていないし…。
今のGLPでは、実験ノート捨てたりデータの改ざんとかまずできないんですけどね。
それに長期毒性の結果なしには申請もできないのに…。
最近世間を騒がせた抗がん剤をネタに取り入れてる割には、治験や製造販売の申請手続きを取り巻く環境が十分に調査されておらずいい加減な情報だけで組み立てられた小説なので、面白くなかったです。リアリティが全然なかったです。
治験をこんなふうに理解している医師が多いから、日本の治験が進 |
参謀本部と陸軍大学校 (講談社現代新書)価格: 756円 レビュー評価:4.0 レビュー数:9 組織と人材養成の問題を、参謀本部と陸軍大学校の生成・発展・消滅から考察するものです。
歴史の本としても、おもしろいです。
明治政府は行き当たりばったりで作られ、膨張していったのだなあと、思いました。 |
金狐の首─大江戸定年組5 (二見時代小説文庫)価格: 680円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 「大江戸定年組」シリーズの第5弾。
今回も連作短篇の形式。軽犯罪で小粒なストーリーが多いが、アイデアは光っており、不満は残らない。
「深川の鮫」が次第に重要な役割を担うようになってきている。しかし、まさか最後にあんなことになるとは!
次作へと目が離せない一冊であった。 |
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